受賞作ドットジェイピー

セロ弾きのゴーシュ

受賞一覧

1981

第36回毎日映画コンクール

Wikipedia情報

『セロ弾きのゴーシュ』(セロひきのゴーシュ)は、宮沢賢治の童話。賢治が亡くなった翌年の1934年に発表された作品である。 賢治とチェロ 本作には、賢治自身が実際にチェロを練習した経験が反映されていると考えられる。賢治は農民の啓発と生活改善を目的とした「羅須地人協会」を主催していた時代に、農民楽団の実現と自作の詩に曲を付けて演奏することを目指してチェロを購入し練習した。1926年に上京した際には、新交響楽団(NHK交響楽団の前身)の楽士だった大津三郎の自宅に練習のために通っている。賢治は「三日でチェロを演奏できるようになりたい」と頼み、大津は困惑しながらもレッスンを引き受けた。またこのレッスンは1928年の上京時にも行われたのではないかという説がある。 また、賢治が独習本(平井保三著『ヴィオロン・セロ科』)を抜粋して筆写したものが現存している。このように熱心にチェロに取り組んだが、お世辞にも演奏はうまいとはいえず、「ゴーゴースースー」と鳴るような状態だったと伝えられる。