『鏡の国のアリス』(かがみのくにのアリス、Through the Looking-Glass, and What Alice Found There)は、『不思議の国のアリス』の続編として、1871年にルイス・キャロル(チャールズ・ラトウィジ・ドジスン)によって書かれた児童文学である。原題を直訳すると、『姿見を抜けて、そこでアリスが見たもの』となる。 この作品の中には、対称や時間の逆転などを含めた、多くの鏡のテーマがある。 前作、『不思議の国のアリス』が夏の日の物語であるのに対してこの物語はイギリスの冬の風物詩である「火薬陰謀事件 ガイ・フォークスの日」(11月5日)の前日から始まる。 『不思議の国のアリス』ではトランプの一組がテーマであったが、『鏡の国のアリス』は、チェスの勝負に緩やかに基づいている。たとえば、7、8歳の子供が指すチェスで起きるように、白の駒がチェックを外せなかった場面で、チェスの規則から外れていない動きの表が、著者により提示されている。さらに、マーチン・ガードナーが指摘したように、『鏡の国のアリス』の鏡像という主題により、白の駒と赤の駒の手順が常に続くとは限らない。