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第6回小松左京賞

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小松左京賞(こまつさきょうしょう)は、角川春樹事務所が主催していた公募新人文学賞である。SF小説を対象とし、受賞者には正賞として名入り金時計、副賞として100万円が与えられた。選考委員は小松左京が務めていた。 70年代半ばに角川書店でSF小説のブームを起こした実績を持つ角川春樹が、21世紀の新たなSFの登竜門を作ろうと小松を口説き、「自分の名前がついた賞が存命中に設立されるのは嫌だ」と反対する小松を、「横溝正史賞を作ってからも横溝さんは8年生きた」と嘘(横溝正史は賞が設立された年に逝去)をついて、半ば小松を騙す形で設立した。小松は賞休止後も存命し、2011年に死去している。 2009年5月、同年の第10回をもって休止となることが発表された。

受賞作一覧

2005

第6回