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ジェリー・アンダーソン

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ジェラルド・アレクサンダー・アンダーソン(本名 エイブラハムズ 、1929年4月14日 - 2012年12月26日)は、イギリスのテレビ・映画プロデューサー、テレビ映画監督、脚本家、時折声優も務めた人物で、特に『スーパーマリオネーション』(電動可動部品を備えたマリオネット人形)で撮影された1960年代の作品など、未来的なテレビ映画で知られている。 アンダーソンが制作した最初のテレビ映画は、ロバータ・リー原案の子供向けシリーズ 『ジ・アドヴェンチャーズ・オブ・トゥイズル』(1957 - 58年)だった。その後 『トーチー・ザ・バッテリー・ボーイ』 (1960年)と『ウエスタン・マリオネット 魔法のけん銃』 (1960年) が続いた。 さらに『スーパーカー『 (1961 - 62年) と 『宇宙船XL-5』(1962 - 63年) が制作され、両シリーズとも1960年代初頭にアメリカのテレビ市場に進出した。1960年代半ばには、アンダーソンは最も成功したシリーズ『サンダーバード』を制作した。 この時期に制作された他のテレビ映画には、『海底大戦争 スティングレイ』、 『キャプテン・スカーレット 』 、『ジョー90』などがある。 アンダーソンは『決死圏SOS宇宙船』( 1969年)を含むいくつかの長編映画の脚本・プロデュースも手掛けた。1970年代に実写映画制作に転向した後は、メディアプロデューサーのルー・グレイドや彼の会社ITCと長年にわたり良好な関係を築き、 『スペース1999』の第2シリーズまで活躍した。 いくつかの新シリーズが実現に至らなかった停滞期を経て、アンダーソンは1980年代初頭にキャリアの新たな段階を迎えた。イギリスとオーストラリアで土曜朝の再放送がきっかけとなり、初期の『スーパーマリオネーション』シリーズへのノスタルジアが新たな依頼へと繋がった。その後のプロジェクトには、2005年の『キャプテン・スカーレット』のCGリメイク『新 キャプテン・スカーレット』などがある。アンダーソンは2012年に死去した。 名前は以前の日本では「ゲーリー」と表記されていたが、『スペース1999』の頃から「ジェリー」の表記も登場し、『テラホークス』開始時に正しい発音が「ジェリー」であることがわかったので、以後刊行される日本語メディアではほぼ全て「ジェリー」となっている。

受賞作一覧

1971

第2回星雲賞