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玉川奈々福

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玉川 奈々福(たまがわ ななふく、7月19日 - )は、曲師出身の浪曲師である。日本浪曲協会理事(2012年就任)、同年5月に初CDを発表。浪曲を聞かせる三味線ユニットを組んだり、漫才と浪曲の組み合わせ、イタリアオペラに語り役で#客演したり、義太夫節と#共演するほか分野を越えた活動をし、製作も担当してきた。アニメや小説を浪曲に書き起こしたり長編の演目を複数回の公演に分けず一挙に口演するなど浪曲師の面と、琵琶との共演に応じたように演奏家(曲師)の両面で活動する。神奈川県横浜市生まれ。 文化庁文化交流使に任ぜられると、曲師の沢村美舟とともに2018年初夏からおよそ6週間、ヨーロッパほか7ヵ国を歴訪し、各国で浪曲を口演したり訪問地で民族音楽演奏家と交流を深める。帰国後、交流の体験を述べた(東京大学伊藤謝恩ホール)。 能楽師の安田登が率いる演劇「イナンナの冥界下り(めいかいくだり)」の海外海外公演とともにイギリスほかリトアニアで巡演、2018年に初めて中国で演じた。2021年11月 (2021-11)現在の相三味線(あいじゃみせん)は、曲師の最高峰、沢村豊子。 浪曲師として2019年2月、初めて能舞台で演じた(銀座・観世能楽堂)。

受賞作一覧

2019

第11回伊丹十三賞