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それからのブンとフン

受賞一覧

2014

第39回菊田一夫演劇賞

Wikipedia情報

(「ブンとフン」に転送)

『ブンとフン』は井上ひさしの中編小説。井上ひさしの小説家としてのデビュー作であり、最初の単行本でもある。 1970年(昭和45年)1月10日、朝日ソノラマのジュブナイル小説シリーズ「サンヤングシリーズ」のNo.18として、「1億総ゲバ・ヤング」を謳い刊行された。もとは1969年(昭和44年)1月2日に、NHKラジオ第1放送で「新春こども劇場 グランドマンガミュージカル『ブンとフン』」と題して放送されたラジオドラマであり、小説版はこの台本を朝日ソノラマの依頼で小説化したものである。「サンヤングシリーズ」では同時期、小林信彦と山崎忠昭も放送作家から登用されている。 1974年(昭和49年)には井上自身の手によって『それからのブンとフン』として戯曲化され、翌1975年(昭和50年)に初演された。途中までは小説版とほぼ同内容だが、後日談が付け加えられ、結末が大きく変更されている。