受賞一覧
クラーケン(英語:kraken、ノルウェー語等: krake)は近世ノルウェーに伝わっていた海の怪物。
そのはっきりとした姿は不明だが、巨大な体に多数の腕(触手)を持つとされ、夏の凪の日に海面に浮上してその腕で獲物を(人や船すらも)捕らえるという。
あるいは、島のように途方もなく巨大な体を持ち、食事の吐き戻しで魚を集めて巨大な口で一気に飲み込むとされる。これはグリーンランドの海に出ると伝わる怪物もしくは鯨ハーヴグーヴァの特徴であり、両者は同一視されることがある。
フランスの軟体動物学者モンフォールがその正体を巨大な蛸であるとしたことから蛸のイメージが定着し、通念となっている。近代の研究者は、実在のダイオウイカに由来すると考えれば説明がつくとする。
小説家ヴィクトル・ユーゴーやジュール・ヴェルヌはクラーケンの研究に影響を受けて、危険な巨大頭足類を作品に登場させた。現代のファンタジー創作においても、クラーケンの名で頭足類の姿をした海の怪物がしばしば登場する。