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受賞作ドットジェイピー

グラゼニ

受賞一覧

2013

第37回講談社漫画賞

2012

第7回全国書店員が選んだおすすめコミック

第5回マンガ大賞

Wikipedia情報

『グラゼニ』は、原作:森高夕次、漫画:足立金太郎(パ・リーグ編より「アダチケイジ」から改名)による日本の野球漫画作品。『週刊モーニング』(講談社)にて2011年第2・3合併号から不定期連載を開始。26号から週刊連載化し、2014年第39号での一旦終了を経て、同年第43号より2018年第11号にかけて第2部『グラゼニ 〜東京ドーム編〜』を連載。2018年17号から2021年38号にかけて第3部『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜』として連載。2022年2・3合併号から第4部『グラゼニ 〜大リーグ編〜』を連載中。『イブニング』(同社)では2020年7号より2022年23号まで、夏之介の中学から高校時代までを描いたスピンオフ『グラゼニ 〜夏之介の青春〜』を太秦洋介の作画で連載。『週刊モーニング』にて2021年第45号より夏之介に大きく影響を与えたスパイダースのスカウト、安田良樹の高校生から現役時代を描いたスピンオフ第2弾となる『昭和のグラゼニ』の第1期が川の作画により連載。第2期を同誌2022年14号から同年22・23合併号まで連載し、第3期を同年36・37合併号から同年46号まで連載、第4期を2023年10号より同年19号まで連載した後、第5期を2023年33号から43号まで、第6期を2024年4・5合併号から15号まで、第7期を2024年32号から42号まで、第8期を2025年7号から同年18号まで連載。 2020年3月時点でシリーズ累計発行部数は350万部を突破している。2012年版『このマンガがすごい!』ではオトコ編第2位を獲得、第37回講談社漫画賞受賞。 成果主義であるプロ野球においての「カネ」をテーマとした作品で試合描写よりも金勘定の話がメインとなる。プロ野球を題材とした漫画としては珍しく主人公が左の中継ぎ投手という比較的地味なポジションであり、その視点から描くことで超格差社会であるプロ野球のシビアな世界がより強調されている。またファン感謝デーや契約更改、12球団合同トライアウトなど試合以外の話や引退後のセカンドキャリアについても細かく取り上げられているのも特徴。 原作者の森高いわく、本来この作品は別の雑誌で連載するはずであったが休刊してしまい一旦はお蔵入りとなった。しかし、その後この構想を気に入ったモーニング担当が半ば強引に持ち帰り、連載が実現した。 タイトルは、南海ホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)の名将だった鶴岡一人の名言「グラウンドにはゼニが落ちている」 という言葉を略したもの。 作中に登場するプロ野球チーム(セ・リーグ、パ・リーグ)の球団名はグループ・サウンズのバンド名からとられているが、独立リーグの球団名は全て実名になっている。球場名は、実名を使っている。 原作者の森高夕次は東京ヤクルトスワローズのファンであり、舞台となる「神宮スパイダース」は同球団をモデルとしている。主人公の凡田夏之介は、元スワローズの中継ぎ左腕 佐藤賢投手のイメージに近くなり、当初は意識していなかったと答えている。 業界関係者の評判も良く、愛読者である元東京ヤクルトスワローズの中継ぎ投手・押本健彦は「漫画によくある夢物語ではなく、現実に近いので僕らも(作品に)入りやすい」 とコメントしている。 主人公の球団移籍に伴いシリーズ分けされており、当初のシリーズでは神宮スパイダース、東京ドーム編は文京モップス、パ・リーグ編は仙台ゴールデンカップス、大リーグ編ではボストン・ブルーソックスが所属球団となっている。