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(「抽象化」に転送)
抽象化(ちゅうしょうか、英:Abstraction)は、具体的な例・シニフィアン・第一原理などから規則や概念を一般化する営み。抽象化によって得られる抽象的な規則や概念は、それが示す存在すべてに通用する普通名詞のように働き、関連する概念をグループ・領域・カテゴリーとして結びつける。
抽象や抽象度は、アルフレッド・コージブスキーによって創始された一般意味論の理論で重要な役割を果たす。アナトール・ラパポートは「抽象化とは、無限に多様な経験を短い音(言葉)に写像するメカニズムである」と書いた。抽象は、ある概念や観察可能な現象の情報内容をふるいにかけ、特定の目的に関係する側面だけを選び出すことで構成できる。たとえば、革のサッカーボールをより一般的な「ボール」という概念へ抽象することは、ボール一般の属性や挙動に関する情報だけを取り出し、その特定のボールの他の現象的・認知的特性は除外(ただし抹消ではない)するということである。タイプとトークンの区別では、タイプ(例:「ball」)は、そのトークン(例:「あの革のサッカーボール」)より抽象的である。