『Gears of War』(ギアーズ・オブ・ウォー)はアメリカのゲーム開発会社Epic Gamesが開発し、マイクロソフトから発売されたXbox 360用のサードパーソン・シューティングゲームである。2007年にはグラフィックスがさらに強化されステージが追加されたMicrosoft Windows版も発売された。2015年にはリマスター版が発売された。
2007年7月にエピックゲームズ副社長、マーク・レインが、Mac OS X版もリリース予定であることを発表したが、結局発売されなかった。シリーズのIPは2013年半ばまでEpicとマイクロソフトが半々で所持していたが、Judgement発売後の2013年下半期にEpicがテンセントに買収されたため、マイクロソフトがEpicの持つ残りの版権を買い取り、マイクロソフトのIPとしてシリーズを管理している。
メディアミックス展開として漫画化(Gears of War)や小説化もされているが日本では未発売である。また、アメリカの玩具・フィギュアメーカーであるネカによってフィギュア化もされていて日本でも輸入品が入手できる。
タイトルの『Gears of War』とは、日本語で「戦争の歯車」という意味。即ち戦場の兵士を意味する。英語版では主人公の属する軍隊の兵士のことを"Gear"(もしくは"Gears")と呼称するシーンがある(日本版では「兵士」という訳語に置き換えられている)。
このゲームはXbox One本体においても後方互換機能でプレイ可能だが、2015年に発売予定だったXboxOne向けリマスター版である「Gears of War: Ultimate Edition」はCERO規定の描写修正を日本MS側が諦めたため発売が見送られた。
2025年8月27日ではXbox Series X/S,Windows,PS5向けの二回目のリマスター版であり、さらにドルビーアトモスとドルビービジョンに対応した「Gears of War: Reloaded」が日本でも発売される予定である。この作品はUltimate Editionのスマートデリバリーに対応する。