文化庁メディア芸術祭(ぶんかちょうメディアげいじゅつさい、英語: Japan Media Arts Festival)は、文化庁メディア芸術祭実行委員会(文化庁、国立新美術館)が主催しているアートとエンターテインメントの祭典。芸術性と創造性をもつ優れたメディア芸術作品を表彰することを目的に、1997年度から毎年実施されている。また、受賞作を対象に展示会や関連イベントなどが行われる。
アート部門、エンターテインメント部門、アニメーション部門、マンガ部門 の4部門について、大賞・優秀賞・新人賞を選定。また、第5回(2001年)と第6回(2002年)には特別賞、第7回(2003年)以降は功労賞が授与されている。受賞者にはそれぞれトロフィー、賞金、そして文部科学大臣賞が贈呈される。
実施当初は、デジタルアート(インタラクティブ)、デジタルアート(ノンインタラクティブ)、アニメーション、マンガの4部門だったが、2003年度(第7回)から現在の4部門に変更された。
2002年からは受賞作品を中心に地方展および地方巡回事業が実施されている。
2022年8月24日、今年度は作品募集を行わないと公式ウェブサイトで発表し、これについて朝日新聞は文化庁への取材を元に、「役割を終えた」として第25回をもって文化庁メディア芸術祭は終了と報じている。