横山えいじ
横山 えいじ(よこやま えいじ、1953年 - )は、日本の漫画家、イラストレーター。北海道出身。妻は漫画家の中田雅喜。
中学生時代に『COM』を知り、のちにぐら・こん北海道支部に参加。上京しデザイン会社に就職していたが、1981年に退社しフリーのイラストレーターとなる。作画グループの元会員。
1981年、『律義な年代』(『リュウ』1981年9月号、徳間書店)でデビュー。同人誌仲間が編集部でアルバイトをしていた縁で、穴埋めの代理原稿としての掲載だったという。1982年、『月刊少年チャンピオン』(秋田書店)で『スクランブル効果』を初連載。1985年以後、『S-Fマガジン』に、SFマニア向けのギャグマンガを長らく連載。ギャグ作品でありながらハードSFファンにも根強い人気を保つ。
1986年の梶尾真治『宇宙船〈仰天〉号の冒険』(ハヤカワ文庫)以来、早川書房を中心に出版物の表紙や挿絵を多く手がける。デザイナー出身であったこともあり、DTPが導入されるまではイラストだけでなくデザイン・文字指定・版下作成・紙選びまで自分で手掛けており、自分の漫画の単行本でもノンブルや奥付の写植指定まで行っていた。
日本SF作家クラブ名誉会員。
受賞作一覧