世界幻想文学大賞(せかいげんそうぶんがくたいしょう、World Fantasy Award)は、1975年に創設されたアメリカ合衆国の文学賞である。主にファンタジー作品を対象としているが、SFやホラー作品も選考の対象に含まれる。サイエンス・フィクションに与えられる賞としては、ヒューゴー賞・ネビュラ賞と並ぶ三大文学賞のひとつと見なされている。
受賞作は、投票形式のヒューゴー賞やネビュラ賞とは異なり、選考委員による選考会形式で決定される。各部門の最終候補(5〜6作品)のうち、2作品はその年の世界ファンタジー大会(1975年から毎年開催されている大規模コンベンション )の参加登録者によるファン投票で選出され、残りは選考委員が選ぶ。選考委員は比較的少人数で構成され、毎年入れ替わる。授賞式は世界ファンタジー大会において行なわれる。
日本人はこれまで、2006年に村上春樹が『海辺のカフカ』で長編部門を受賞。2019年に宮崎駿が生涯功労賞を受賞。2021年に松田青子が『おばちゃんたちのいるところ』で短編集部門を受賞している。