受賞一覧
- 大賞
- 日本映画ファン賞
- アニメーション映画賞
- 監督賞
(宮崎駿)
- 音楽賞
(久石譲、木村弓)
『千と千尋の神隠し』(せんとちひろのかみかくし)は、2001年7月20日に公開されたスタジオジブリ制作の日本のアニメーション映画。原作・脚本・監督は宮崎駿。興行収入は316億8,000万円で、当時『タイタニック』を抜いて、日本歴代興行収入第1位を記録し、第52回ベルリン国際映画祭で最高賞(金熊賞)を受賞した。
制作のきっかけは、宮崎駿の個人的な友人である10歳の少女を喜ばせたいというものだった。この少女は日本テレビの映画プロデューサー、奥田誠治の娘であり、主人公・千尋のモデルになった。企画当時宮崎は、信州に持っている山小屋にジブリ関係者たちの子供を集め、年に一度合宿を開いていた。宮崎はまだ10歳前後の年齢の女児に向けた映画を作ったことがなく、そのため彼女らに映画を送り届けたいと思うようになった。
宮崎の友人である映画監督ジョン・ラセターの尽力によって北米で公開され、日本時間で2003年3月23日に授賞式が行われた第75回アカデミー賞で、日本映画としては史上初となるアカデミー長編アニメ映画賞を受賞した。21年後の2024年に同じく宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が長編アニメ映画賞を受賞するまで、日本の長編アニメーション作品で唯一アカデミー賞を獲得した作品であった。
史上最高の映画の1つとして広く認められている。2016年のイギリスBBC主催の投票で、世界の177人の批評家が「21世紀の偉大な映画ベスト100」の第4位に選出した。2017年、ニューヨーク・タイムズ選定の「21世紀最高の映画25本」で第2位に選ばれた。
2016年に行われたスタジオジブリ総選挙で1位に輝き、同年9月10日から19日の10日間、全国5か所の映画館にて再上映された。2020年6月26日より日本372の劇場で『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『ゲド戦記』とともに再上映され、週末観客動員数で1位となった(#再上映も参照)。