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ジョー・R・ランズデール

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ジョー・R・ランズデール(Joe Richard Lansdale、1951年10月28日 - )は、アメリカ合衆国の作家、マーシャルアーツのエキスパート。西部劇、ホラー、SF、ミステリ、サスペンスなど幅広いジャンルで作品を執筆している。『アニメ版バットマン』の脚本も担当したことがある。 ブラム・ストーカー賞候補になった『ババ・ホ・テップ』は、エルヴィス・プレスリーとジョン・F・ケネディが老人ホームで古代エジプトのミイラと戦うというストーリーで、ドン・コスカレリ監督により『プレスリーVSミイラ男』として映画化された。英国ファンタジー賞、グリンツァーネ・カヴール賞文学部門、アメリカ・ホラー賞、エドガー賞 長編賞など数々の文学賞を受賞し、中でも優れたホラー小説やダーク・ファンタジーに贈られるブラム・ストーカー賞は8度も受賞している。2007年には、世界ホラー・コンがホラー分野での貢献を称えて巨匠賞を授与した。 代表作は、テキサス州ラボード (Laborde) に住むハップ・コリンズとレナード・パインが様々な事件を解決していくハップ&レナード シリーズ。ハップは40代半ばの白人で、レナードはゲイの黒人男性である。物語はハップの視点で語られ、暴力描写や性描写が多々ある。ランズデールは作中で、テキサス東部を本質的には「良い」土地だが、人種差別や無知、都会と田舎の遮断、公務員の汚職などで荒廃している街として描いている。扱われるテーマは極めて暗く、ペドフィリア(小児性愛)や反同性愛者による暴力なども含まれているが、物語は鋭いユーモアや機知に富んだ会話に溢れている。 テキサス州グレードウォーターに生まれ、現在は同州ナカドーチェスに住みながら、地元のスティーブン・F・オースティン州立大学でライターの仕事をしている。また、自身で「シェン・チュァン・マーシャルアーツ・スクール」を経営しており、全米マーシャルアーツ及び国際マーシャルアーツで名誉殿堂入りしている。

受賞作一覧

2016

第27回ブラム・ストーカー賞

2002

第13回ブラム・ストーカー賞

2000

第11回ブラム・ストーカー賞

1996

第7回ブラム・ストーカー賞

1995

第6回ブラム・ストーカー賞

1992

第3回ブラム・ストーカー賞

1991

第2回ブラム・ストーカー賞

1990

第19回英国幻想文学賞