野尻抱介
野尻 抱介(のじり ほうすけ、1961年 – )は、日本の小説家、SF作家。ハンドルネームは尻P。宇宙作家クラブ会員。 1961年、三重県生まれ。当初は計測制御・CADプログラマーやゲームデザイナーとして働いていた。1990年、ゲーム制作会社「ホビー・データ」の設立に参加。同社が運営するプレイバイメールのゲーム管理者(マスター)の一人として活動する。1992年、同社のプレイバイメール『クレギオン』のノベライズ『ヴェイスの盲点』を上梓し、作家デビュー。以後、宇宙を題材にしたSFを書き続ける。それらの著作が評価され、星雲賞の日本短編部門を5回、日本長編部門を2回受賞している。野尻抱影のファンで、ペンネームも彼に由来している。[1] 作風 ハードSF的傾向の強い作品が多い。例えば「クレギオン」シリーズは太陽系外惑星を主な舞台としており、巻ごとにまったく異なる性質の惑星を登場させて惑星物理学がストーリーの根幹に大きく関わっている。
受賞作一覧