角川短歌賞
角川短歌賞(かどかわたんかしょう)は、KADOKAWAの社内ブランド・角川学芸出版が発行する月刊短歌誌『短歌』が毎年公募する未発表五十首の新作から選ばれる新人賞。短歌の新人賞の中では権威あるものの一つと歌壇では認識されている。歴代の受賞者の多くはいわゆる実力派へと成長しており、有名な歌人も多い。角川俳句賞と同時に設けられ、記念すべき第一回は1955年(昭和30年)であったが、該当作はなかった。該当作のなかった回はこれまでに五度あり、2021年(令和3年)には46年ぶりに「該当作なし」となった。第66回(2020年)の選考委員は松平盟子、坂井修一、俵万智、藪内亮輔の4名。受賞者には賞状と副賞として賞金30万円が贈られる。