日本推理作家協会賞

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受賞作一覧

2023年

第76回

• 長編および連作短編集部門 芦沢央「夜の道標」
• 長編および連作短編集部門 小川哲「君のクイズ」
• 短編部門 西澤保彦「異分子の彼女」
• 評論その他の部門 日暮雅通「シャーロック・ホームズ・バイブル 永遠の名探偵をめぐる170年の物語」
• 翻訳小説部門 ニクラス・ナット・オ・ダーグ、ヘレンハルメ美穂「1794」「1795」

2022年

第75回

• 長編および連作短編集部門 芦辺拓「大鞠家殺人事件」
• 短編部門 逸木裕「スケーターズ・ワルツ」
• 短編部門 大山誠一郎「時計屋探偵と二律背反のアリバイ」
• 評論その他の部門 小森収「短編ミステリの二百年」

2021年

第74回

• 長編および連作短編集部門 櫻田智也「蟬かえる」
• 長編および連作短編集部門 坂上泉「インビジブル」
• 短編部門 結城真一郎「#拡散希望」
• 評論その他の部門 真田啓介「真田啓介ミステリ論集 古典探偵小説の愉しみI フェアプレイの文学」「真田啓介ミステリ論集 古典探偵小説の愉しみII 悪人たちの肖像」

2020年

第73回

• 長編および連作短編集部門 呉勝浩「スワン」
• 短編部門 矢樹純「夫の骨」
• 評論その他の部門 金承哲「遠藤周作と探偵小説」

2019年

第72回

• 長編および連作短編集部門 葉真中顕「凍てつく太陽」
• 短編部門 澤村伊智「学校は死の匂い」
• 評論その他の部門 長山靖生「日本SF精神史【完全版】」

2018年

第71回

• 長編および連作短編集部門 古処誠二「いくさの底」
• 短編部門 降田天「偽りの春」
• 評論その他の部門 宮田昇「昭和の翻訳出版事件簿」

2017年

第70回

• 長編および連作短編集部門 宇佐美まこと「愚者の毒」
• 短編部門 薬丸岳「黄昏」

2016年

第69回

• 長編および連作短編集部門 柚月裕子「孤狼の血」
• 短編部門 大石直紀「おばあちゃんといっしょ」
• 短編部門 永嶋恵美「ババ抜き」
• 評論その他の部門 門井慶喜「マジカル・ヒストリー・ツアー」

2015年

第68回

• 長編および連作短編集部門 早見和真「イノセント・デイズ」
• 長編および連作短編集部門 月村了衛「土漠の花」
• 評論その他の部門 霜月蒼「アガサ・クリスティー完全攻略」
• 評論その他の部門 喜国雅彦「本棚探偵最後の挨拶」

2014年

第67回

• 長編及び連作短編集部門 恒川光太郎「金色機械」
• 評論その他の部門 清水潔「殺人犯はそこにいる」
• 評論その他の部門 谷口基「変格探偵小説入門」

2013年

第66回

• 長編及び連作短編集部門 山田宗樹「百年法」
• 短編部門 若竹七海「暗い越流」
• 評論その他の部門 諏訪部浩一「『マルタの鷹』講義」

2012年

第65回

• 長編及び連作短編集部門 高野和明「ジェノサイド」
• 短編部門 湊かなえ「望郷、海の星」
• 評論その他の部門 横田順彌「近代日本奇想小説史　明治篇」

2011年

第64回

• 長編および連作短編集部門 米澤穂信「折れた竜骨」
• 長編および連作短編集部門 麻耶雄嵩「隻眼の少女」
• 短編部門 深水黎一郎「人間の尊厳と八〇〇メートル」
• 評論その他の部門 東雅夫「遠野物語と怪談の時代」

2010年

第63回

• 長編および連作短編集部門 貫井徳郎「乱反射」
• 長編および連作短編集部門 飴村行「粘膜蜥蜴」
• 短編部門 安東能明「随監」
• 評論その他の部門 小森健太朗「英文学の地下水脈」

2009年

第62回

• 長編および連作短編集部門 道尾秀介「カラスの親指」
• 長編および連作短編集部門 柳広司「ジョーカー・ゲーム」
• 短編部門 田中啓文「渋い夢」
• 短編部門 曽根圭介「熱帯夜」
• 評論その他の部門 栗原裕一郎「〈盗作〉の文学史」
• 評論その他の部門 円堂都司昭「「謎」の解像度」

2008年

第61回

• 長編および連作短編集部門 今野敏「果断　隠蔽捜査２」
• 短編部門 長岡弘樹「傍聞き」
• 評論その他の部門 紀田順一郎「幻想と怪奇の時代」
• 評論その他の部門 最相葉月「星新一　一〇〇一話をつくった人」

2007年

第60回

• 長編及び連作短編集部門 桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」
• 評論その他の部門 小鷹信光「私のハードボイルド」
• 評論その他の部門 巽昌章「論理の蜘蛛の巣の中で」

2006年

第59回

• 長編及び連作短編集部門 恩田陸「ユージニア」
• 短編部門 平山夢明「独白するユニバーサル横メルカトル」
• 評論その他の部門 柴田哲孝「下山事件　最後の証言」
• 評論その他の部門 郷原宏「松本清張事典　決定版」

2005年

第58回

• 長編及び連作短編集部門 貴志祐介「硝子のハンマー」
• 長編及び連作短編集部門 戸松淳矩「剣と薔薇の夏」
• 評論その他の部門 日高恒太朗「不時着」

2004年

第57回

• 長編及び連作短編集部門 歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」
• 長編及び連作短編集部門 垣根涼介「ワイルド・ソウル」
• 短編部門 伊坂幸太郎「死神の精度」
• 評論その他の部門 千街晶之「水面の星座 水底の宝石」
• 評論その他の部門 多田茂治「夢野久作読本」

2003年

第56回

• 長編及び連作短編集部門 有栖川有栖「マレー鉄道の謎」
• 長編及び連作短編集部門 浅暮三文「石の中の蜘蛛」
• 評論その他の部門 新保博久、山前譲「幻影の蔵」

2002年

第55回

• 長編及び連作短編集部門 山田正紀「ミステリ・オペラ」
• 長編及び連作短編集部門 古川日出男「アラビアの夜の種族」
• 短編部門 法月綸太郎「都市伝説パズル」
• 短編部門 光原百合「十八の夏」

2001年

第54回

• 長編及び連作短編集部門 東直己「残光」
• 長編及び連作短編集部門 菅浩江「永遠の森 博物館惑星」
• 評論その他の部門 都筑道夫「推理作家の出来るまで」
• 評論その他の部門 井家上隆幸「20世紀冒険小説読本」

2000年

第53回

• 長編及び連作短編集部門 天童荒太「永遠の仔」
• 長編及び連作短編集部門 福井晴敏「亡国のイージス」
• 短編部門 横山秀夫「動機」
• 評論その他の部門 小林英樹「ゴッホの遺言」

1999年

第52回

• 長編部門 香納諒一「幻の女」
• 長編部門 東野圭吾「秘密」
• 短編および連作短編集部門 森英俊「世界ミステリ作家事典〔本格派篇〕」
• 短編および連作短編集部門 北森鴻「花の下にて春死なむ」

1998年

第51回

• 長編部門 桐野夏生「OUT」
• 長編部門 馳星周「鎮魂歌」
• 評論その他の部門 笠井潔「本格ミステリの現在」
• 評論その他の部門 風間賢二「ホラー小説大全」

1997年

第50回

• 長編部門 真保裕一「奪取」
• 評論その他の部門 共同通信社社会部「沈黙のファイルー瀬島龍三とは何だったのか」

1996年

第49回

• 長編部門 梅原克文「ソリトンの悪魔」
• 長編部門 京極夏彦「魍魎の匣」
• 短編および連作短編集部門 黒川博行「カウント・プラン」

1995年

第48回

• 長編部門 藤田宜永「鋼鉄の騎士」
• 長編部門 折原一「沈黙の教室」
• 短編および連作短編集部門 山口雅也「日本殺人事件」
• 短編および連作短編集部門 加納朋子「ガラスの麒麟」
• 評論その他の部門 各務三郎「チャンドラー人物事典」

1994年

第47回

• 長編部門 中島らも「ガダラの豚」
• 短編および連作短編集部門 斎藤純「ル・ジタン」
• 短編および連作短編集部門 鈴木輝一郎「めんどうみてあげるね」
• 評論その他の部門 北上次郎「冒険小説論　近代ヒーロー像100年の変遷」

1993年

第46回

• 長編部門 高村薫「リヴィエラを撃て」
• 評論その他の部門 秦新二「文政十一年のスパイ合戦」

1992年

第45回

• 長編部門 綾辻行人「時計館の殺人」
• 長編部門 宮部みゆき「龍は眠る」
• 評論その他の部門 野崎六助「北米探偵小説論」

1991年

第44回

• 長編部門 大沢在昌「新宿鮫」
• 短編および連作短編集部門 北村薫「夜の蝉」
• 評論その他の部門 竹中労「百怪、我が腸ニ入ル　竹中英太郎作品譜」
• 評論その他の部門 徳岡孝夫「横浜・山手の出来事」

1990年

第43回

• 長編部門 佐々木譲「エトロフ発緊急電」
• 評論その他の部門 鶴見俊輔「夢野久作」

1989年

第42回

• 長編部門 和久峻三「雨月荘殺人事件」
• 長編部門 船戸与一「伝説なき地」
• 短編および連作短編集部門 直井明「87分署グラフィティ―エド・マクベインの世界」
• 短編および連作短編集部門 小池真理子「妻の女友達」

1988年

第41回

• 長編部門 小杉健治「絆」

1987年

第40回

• 長編部門 高橋克彦「北斎殺人事件」
• 長編部門 逢坂剛「カディスの赤い星」
• 評論その他の部門 伊藤秀雄「明治の探偵小説」

1986年

第39回

• 長編部門 岡嶋二人「チョコレートゲーム」
• 長編部門 志水辰夫「背いて故郷」
• 評論その他の部門 松村喜雄「怪盗対名探偵　フランス・ミステリーの歴史」

1985年

第38回

• 長編部門 北方謙三「渇きの街」
• 長編部門 皆川博子「壁」「旅芝居殺人事件」
• 評論その他の部門 佐瀬稔「金属バット殺人事件」
• 評論その他の部門 松山巖「乱歩と東京　1920都市の貌」

1984年

第37回

• 長編部門 加納一朗「ホック氏の異郷の冒険」
• 短編および連作短編集部門 伴野朗「傷ついた野獣」

1983年

第36回

• 長編賞 胡桃沢耕史「天山を越えて」

1982年

第35回

• 長編賞 辻真先「アリスの国の殺人」
• 短編賞 日下圭介「鶯を呼ぶ少年」「木に登る犬」

1981年

第34回

• 長編賞 西村京太郎「終着駅殺人事件」
• 短編賞 連城三紀彦「戻り川心中」
• 短編賞 仁木悦子「赤い猫」
• 評論その他の部門賞 中薗英助「闇のカーニバル　スパイ・ミステリィへの招待」

1979年

第32回

• 長編賞 天藤真「大誘拐」
• 長編賞 檜山良昭「スターリン暗殺計画」
• 短編賞 阿刀田高「来訪者」
• 評論その他の部門賞 植草甚一「ミステリーの原稿は徹夜で書こう」

1978年

第31回

• 長編賞 泡坂妻夫「乱れからくり」
• 長編賞 大岡昇平「事件」
• 評論その他の部門賞 石川喬司「SFの時代」
• 評論その他の部門賞 青木雨彦「課外授業 ミステリにおける男と女の研究」

1977年

第30回

• 短編賞 石沢英太郎「視線」
• 評論その他の部門賞 山村正夫「わが懐旧的探偵作家論」

1976年

第29回

• 短編賞 戸板康二「グリーン車の子供」
• 評論その他の部門賞 権田萬治「日本探偵作家論」

1975年

第28回

• 清水一行「動脈列島」

1974年

第27回

• 小松左京「日本沈没」

1973年

第26回

• 森村誠一「腐食の構造」
• 夏樹静子「蒸発－ある愛の終わり－」

1970年

第23回

• 陳舜臣「孔雀の道」「玉嶺よふたたび」

1968年

第21回

• 星新一「妄想銀行」

1967年

第20回

• 三好徹「風塵地帯」

1966年

第19回

• 中島河太郎「推理小説展望」

1965年

第18回

• 佐野洋「華麗なる醜聞」

1964年

第17回

• 結城昌治「夜の終る時」
• 河野典生「殺意という名の家畜」

1963年

第16回

• 土屋隆夫「影の告発」

1962年

第15回

• 飛鳥高「細い赤い糸」

1961年

第14回

• 水上勉「海の牙」
• 笹沢左保「人喰い」

1960年

第13回

• 鮎川哲也「憎悪の化石」「黒い白鳥」

1959年

第12回

• 有馬頼義「四万人の目撃者」

1958年

第11回

• 角田喜久雄「笛吹けば人が死ぬ」

1957年

第10回

• 松本清張「顔（短編集）」

1956年

第9回

• 日影丈吉「狐の鶏」

1955年

第8回

• 永瀬三吾「売国奴」

1954年

第7回

• 奨励賞 鷲尾三郎「雪崩」
• 奨励賞 丘美丈二郎「鉛の小函」
• 奨励賞 氷川瓏「睡蓮夫人」

1952年

第5回

• 水谷準「ある決闘」
• 評論その他 江戸川乱歩「幻影城」

1951年

第4回

• 長編賞 大下宇陀児「石の下の記録」
• 短編賞 島田一男「社会部記者」「風船魔」

1950年

第3回

• 長編賞 高木彬光「能面殺人事件」
• 短編賞 大坪砂男「私刑」「涅槃雪」「黒子」

1949年

第2回

• 長編賞 坂口安吾「不連続殺人事件」
• 短編賞 山田風太郎「眼中の悪魔」「虚像淫楽」

1948年

第1回

• 長編賞 横溝正史「本陣殺人事件」
• 短編賞 木々高太郎「新月」
• 新人賞 香山滋「海鰻荘奇談」